歯科医院で受ける最も一般的な治療は虫歯治療ですが、最近は虫歯を予防する意味でもクリーニングを受けるひとが増えています。クリーニングというと従来、歯石除去が主におこなわれてきました。近頃はそれに加えて表面の黄ばみなども綺麗にしてもらえるので、処置のあとはとても爽快で気分よくなります。こうしたクリーニングは、歯のあいだにたまった歯石を取り除くことができるので、虫歯を予防することにもなります。
また悩みの種だった口臭がなくなるようなこともあり、女性を中心にとても人気があります。このようなクリーニングは、歯の定期検診を三ヶ月に一度程度おこなうついでに、一緒に受けておくと便利です。その他にも、ブラッシング指導を受けるなどして、家庭でも自分で歯の状態を綺麗に保つ努力をしていくことで、少しでも長く自分の歯で食事ができるように努めることが求められます。ブラッシングの後には、フロスによって歯と歯のあいだの細かい汚れを取り除くことも、日本において定着してきました。
歯間ブラシを愛用しているかたも多いのですが、フロスのほうが歯周ポケットにまで入り込み、歯垢を綺麗に取り除くことができます。また、歯間ブラシに比べるとフロスのほうが経済的ですので、気軽に使用することができます。こうした歯科医でのクリーニングや、自分で家庭でおこなう歯磨きなどに対して、ホワイトニングという美容面での歯科治療も人気が出てきています。今後ますます、歯をきれいに保ちたいという需要が増えてくるようです。