歯科で定期健診を受けるメリットはあるのか

虫歯などで歯科の受診をする際にはほとんどの場合診察券をつくることになります。そこでは氏名や電話番号に加えて住所なども書き込むこととなるのですが、その住所には半年に一回ほどのペースで定期健診のお知らせが届くことになるでしょう。この定期検診に行くかどうかということは人それぞれで考え方が違うのですが、「定期健診を受けることにメリットはあるのか」という疑問についてはメリットはあると断言できます。まず基本的に歯科治療は初期段階でスタートできた場合ほど早く治療が完了しますし、また治療費も安くなります。

特に放置された虫歯になると抜歯を行わなくてはならないことにもなりますし、抜歯をした後は差し歯を作って取りつけなくてはなりません。ただ軽く削ってレジンを流し込むという初期虫歯の治療と比べると遥かに高額になりますし、患者さんの負担も大きくなってしまいます。また健康な歯の寿命を延ばすということでも定期検診は意味があります。定期健診の中では虫歯の有無に加えて普段のブラッシングに関する指導も行われますし、歯周病の有無についてもチェックされます。

良くないブラッシングを続けてしまったり歯周病を放置してりしてしまえば歯の寿命は短くなりますから、年老いても入れ歯を使わず、自分の歯で物を食べたいというのであれば定期的に歯科を受診するメリットは大きいのです。費用負担に関してもほとんどの歯科では5000円未満となっていますから、可能な限り定期検診は受けるようにしましょう。

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