今は歯科医師が過剰になっているといわれる時代になります。医師は不足しているといわれる一方で、かなりたくさんいる歯医者では、個人で開業をしてやっていくのも一苦労です。今や開業している歯科クリニックというのは、コンビニの1.5倍ともいわれており、都市部でも地方でもかなり多く見かけるようになっているのです。また、女性の歯医者というのもかなり増えているのが現状です。
歯医者になるためには、大学進学について検討する必要があります。大学では歯学部に進むことになります。歯学部というのは医学部や薬学部と同様に6年間のカリキュラムになります。その中で、実習や実験などもたくさんあるので、白衣を着て人体解剖などもこなすことになりますし、上の学年に進めば病院実習なども入ってくることになります。
かなりハードな毎日になるので、覚悟をして臨まないと留年してしまう可能性もあるのです。そして、6年生になると、卒業時に受験する国家試験の模擬試験などに追われることになります。合格点までのレベルに上げていかないといけないのです。そして、卒業には国家試験に合格できれば、研修医生活に入るのです。
この期間は1年間であり、それが無事に終了すると、歯科医師になることができるのです。その後はクリニックなどに勤めたり、大学病院などに勤めたりすることになるでしょう。人によってもそれぞれですが、自分が最も興味のある方向に進むのが一番いいでしょう。